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年末から年始にかけて (2019.01.19)

(写真/前列左からHashimotoGutGuitar(Maruha)No.230、GrandsHnano GS-150、全音中出ギターN-20号/後列左からShinanoGuitar No.25、No.63、No.53)
クラシックギターばかりいじっていました。
店の近所に北区の年配な方たちのクラシックギターサークルがあるらしく、そこの副会長(前は会長だったが、今は他の人にまかせて副会長になったんだそうな)さんがちょくちょくみえて「あんまり高くないやつでよさそうなのがあったら連絡してよ」と頼まれているのもあって、ときどき目についたものがあると買っているのですが、年末に中出を入れたのをきっかけになんとなくこのくらいの年代の他のものはどんなだったんだろう?なんて、ちょっと興味がわいてしまって、少しあれこれ買ってみたのです。
どれも60年代終わりころ~70年代はじめくらいのモデルで、中出ギターは日本の手工ギターの先駆的な存在である中出坂蔵氏の名前が入ったものですが、彼の手工品ではなく、彼が監修(どのくらい監修したのかはわかりませんが)して全音が作ったモデルてす。
シナノやハシモトガットもいわゆる手工品でははく(シナノはグレードにより一部手工品があったようですが)やはり量産モデルです。
当時はまだ日本ではフォークギターの夜明け前、ギターといえばクラシックギターで、スチール弦のものはいわゆる鉄線ギター(ハシモトカットの製造元であるマルハは特徴的なデザインの鉄線ギターを作っていたし、後にはフォークギターも作っていましたね)くらいだった時代ですが、クラシックギターも高価な輸入ギターや手工品ではない普及品量産モデルが出はじめたころのものですが、同じ普及品と言ってもこの当時は今ほど極端に安いものを作っているわけでもなく、たぶん材が今より豊富だったのもあって、今考えるとだいぶグレードの高いもの(シナノNo.25は中でもだいぶ下のグレードですが)を作っているように思います。
とくにグランドシナノはシナノの中でも上の方で、もうあとちょっとで手工品になる寸前のグレードで、塗装はカシューです。
また中出もびっしりと入ったウェザーチェックから察するにだいぶよい塗装だった(へんな言い方ですが)ように思います。
弦長は中出、シナノNo.63、ハシモトガットは650mmですが、シナノNo.53、No.25、グランドシナノは660mmで、60年代~70年代あたりに660mmやあるいはそれ以上など、音量などを稼ぐためにギターの大型化がさかんに行われたが、その後長い弦長だけが音量などを左右するわけでもないということで、80年代あたりから現在の標準(?)となっている650mmくらいに落ち着いた、、なんて話しを聞いたことがありますが、ここにあるものはたぶんそういったころの狭間にあったものなんだな、、なんてことも思います。
ここにある6本は音や弾き味も一本一本違いますが、手元に来たときに非常に状態のよかったものもあれば逆にひどい状態だったものもあります。
そして古くて劣化が激しかったので、パーツを交換したものや多少の矯正をしたものもあります。
そしてもちろんあれこれ調整して、また快適に弾けるようにしました。
約50年前後前のギターですが、まだまだ元気に弾いてほしいものばかりです。
どうぞお手に取って鳴らしてみて下さい。

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