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R.M.kalimba/craft&junk | 日記 | 70sの国産フォークボディ二本


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70sの国産フォークボディ二本 (2017.11.03)

70s半ばくらいのHotta F-120(右)と70s後半のSilvermax F-250(sold out)です。
ともにヘッドにロッドカバーがありませんが、サウンドホール側にちゃんとアジャスタブルロッドがあります。
Hottaは傷はあるもののあまり使われていなかったようで全体にきれいでしたが、ペグの劣化がだいぶあったので、バタービーンタイプのオープンギヤに、Silvermaxのペグは何度か交換された跡があり、あまりマッチングがよくないものが着いてあたので、手元にあった小振りなロトマチックに交換しました。
ともに現代のものより元々の作りとして弦高が高めてすが、Hottaの方はネックなどほとんど痛んでいなかったのでサドルとナットの調整でずっと弾きやすくなっています。
Silvermaxの方はややボディがうねって、トップがほんの少し落ちて弦高が高くなっていましたが、こちらもサドルの調整でなんとか弾きやすくなりました。
Hottaはわりあい廉価なモデルで、サスティーンの短めな軽い音ですが、いい感じのタバコサンバーストの感じやナット幅の狭い細目なネックで、ちょうど昔のアメリカの通販ギターのような味わいです。
対照的にSilvermaxは今はなき金町のワカナ堂楽器店のオリジナルブランドですが、77年の雑誌広告によるとこのボディサイズのシリーズ中の最上級モデルで、作りもしっかりしていて、ジャラーン!とやや暴れる感じですが、このサイズにしてはボリューム満点です。
そうそう、メーカーが違うのにこの二本の型番はともにFからはじまる同じような型番てすが、70年代はみなどこもこんな感じで、このFは「フォーク」のFです。
この当時は今で言うドレッドノートボディは「ウエスタン」、000サイズのものは「フォーク」ギターという呼び方をするのが普通でした。
なのでどこのメーカーでもウエスタンギターはW、フォークギターはFからはじまる型番が普通(メーカーによって多少の違いはありますが)だったのです。
70年代は今よりずっと多くのいろいろなメーカーが試行錯誤をしながらさかんにアコースティックギターを作っていました。
その後あまり売れない時代も経て淘汰され、今ではその多くが消えてしまいました。
この二本もそんなブランドの中のものですが、まだまだ現役です。
昔のギターですが、アコースティックギターがまさに歌とともにあった時代のギターで、今はまた今の歌を歌ってもらえたら嬉しいなと思います。

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