R.M.kalimba/craft＆junk | 日記 | よく似た二本。

Kent（左）とTele-Star W-10（右）。
ともに60年代終わりくらいから70年代はじくらいにアメリカに輸出（あるいはOEMとして）されていたギター（たぶんKentは林木工/富士弦系、Tele-Starはカワイ製）です。
Kentはラダーブレーシング、Tele-StarはXブレーシングなど多少の違いはありますが、アジャスタブルサドルたったり、約42mmの狭いナット幅でエレキギター的フィーリングたったり、大きな派手めなピックガード（Tele-Starのは後付けてすが、もともとのものもこういった調子のものです）だったりと後の国産ギターが一部を除いてみな追いかけたマーチンスタイルではなく、ギブソンやハーモニーソブリンのようなスタイルです。
ヘッドも曲線の多い大きめなヘッドだし、高いモデルではなかったはずなので、それほどの材質ではないと思いますが（たぶんセルロイド）スクエアのポジションマークやボディ前後、ネックサイドにまでしっかりとバインディングが入っていたりして、見た目もゴージャスで、いかにもアメリカンな雰囲気です。
音も深みのある、、といったのとは違いますがガジャーン！としたいかにもな音で、ボリュームもあります。
いかにもおりこうさん（いや、悪く言うつもりてはないですが）な雰囲気のマーチンスタイルもいいけれど、こういったちょっと個性的なギターもいいと思いますが、どうでしょう？
是非一度お店で試奏してほしいです。

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